ひとりごと

ハタカツに愛を学ぶ~畑活

先日、お声を掛けていただき畑活にして参加して参りました。

現在、世界中が自国を守るため、自国を発展させるために、それぞれの思惑を見据えながら変革していると思います。

自国を守るために一番に考えないといけないことは国民の健康、つまりは「食べるもの」であることは間違いないですよね。

農林水産省の発表(2020年)によると、日本の自給自足率はカロリーベースで37%。

農業に関する品目別に見てみると

日本人が古来より食べた来たようなものは
米97%、野菜79%

海外で大規模に作られているものだと
小麦16%、大豆6% と低い状況なんです。

それにも関わらず農業の担い手は減る一方で、泣く泣く農業をやめる農家さんが増えています。

しかし、農地は余っているという状況。

単純に、余っているから農業やれば?とはならない、たくさんの問題をはらんでいます。

とは言え、どの時代も人間が生きていくために一番大切なことは「食」であると思います。

人間の歴史を紐解いてみても文明が開けている場所は「食」を確保していける川(水)の周り。

そして文明の進化も「食」を中心に進んできました。

例えばエジプト文明における天文学や暦の発展 測量術なども全ては「食」への不安を無くすためでありました。

にもかかわらず、ほとんどの人は「食」の源の1つである農業についての実地を知らず生活をしています。

もちろん、私もその一人。

人間として自然体系の中に存在している限り、避けては生きていけない農業についてほとんど知らずにここまで来てしまい

このままではいけないのだと思っていた所、出会いってあるんですね。

日本人にとって安全な農業に実験的に携わる方たちのお話を伺うためにまずは実地。

今までの私と言えば

「私が頂く食べ物はたくさんの方々が手を掛けて口の中に入り 健康な身体を作ってくれている
もう感謝しかない!命を頂きありがとうございます。」
と頭では理解しているつもりでした。

過去には、お米の苗植えや刈り取り、夏休みには野菜の収穫、お芋掘りやピーナッツ掘りなど

お仕着せのなんちゃってハタカツには何度も足を運んだことはありましたが

土を耕す段階だったり、小さく芽生えた命の苗を扱うことは初めてでした。

そして実際に直接土に触れ 食べ物に触れてみると
その命の源であるものたちへの愛が私には足りなかったんだ😱😭と愕然

愛があればスコップで根っこをブチブチすることの恐ろしさを感じるはず。

にもかかわらず、あっ!と思いながらも効率重視という意識が出てきてしまい…

自分たちを支える命の源を愛を持って大切に扱えないということは、自分のことはもとより、それを取り巻く周りのことも大切にできるわけがない、と猛省したわけです。

ハタカツ、恐るべし

当初の目的である、「食」の源の1つである農業の大切さを目の当たりにすることはもちろんでしたが

そこに行きつく前提の「物」や「こと」 そして「人間」「 国」更には 「地球」への愛を学べる場所でした。

今後も少しずつ学んでいきたいと思ったいにしえのバイヤーさんでした。。。

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