2/24、ロシアのハチミツビオソタチームにラインを送りました。
プーチン氏がウクライナ東部での軍事作戦を決断したという一報をキャッチしてすぐのことです。
心配事は3つ
・商品を取り扱って下さっているショップチャンネルやお客様への今後のご迷惑
・ウクライナやロシアにいるお取引先、知り合いの安否や様子
・今後の反露感情からくる在庫の行方
その日のうちに両国お取引先と連絡を取りました。
結果、しばらくはロシアのハチミツの販売は見合わせることとなりました。
この状況を考えれば当然のジャッジです。
それからと言うもの、ロシアのウクライナ侵攻は激化するばかりで心を痛める毎日が続いています。
前回のblogから大分日にちが空いてしまった理由は、ロシアとの取引についての対応や、日本国内の販路がストップしてしまったことへの対応に追われつつ、戦時下である現状の把握に時間を取られていたというわけです。
このようにバタバタ過ごしていた2週間ほどの間、ロシアのハチミツを扱う私のところにはたくさんの方から心配のお声を頂いたり、ウクライナが大変なのはもちろんだけれどロシアの市民たちは現状を憂いて苦しんでいないか?と問い合わせてくださいました。
反ロシアの感情が吹き出てもおかしくないこの状況の最中に、このようにお心を寄せてくださる方々がいらっしゃり、弱っていた心が勇気付けられています。
反面、こんな時期にロシア商品を扱うことになって、ついてないね。という声もあります。
いろいろな意見を頂きながら、私が今の時期にロシアの商品を扱うことになった理由や使命があるのではないかと言う気持ちが強く芽生えてきました。
その思いに向き合った結果、一般庶民である私にできることは、少しずつでもいろいろな場所でロシア市民の現状や気持ちを、怖がらずに代弁して行き、ロシアの人々に対して「雨天の友」であることだと考えたのです。
「晴天の友もあれば、雨天の友もある」
三木武夫元首相が演説で使った言葉です。
勢いがあるときにだけ近寄ってくる友もあれば、逆境の時こそ支え、厳しい忠言してくれる友もある
ということです。
もちん、このような事態を起こしたロシアを擁護する気はサラサラありませんし、ウクライナとロシアの歴史上の問題を軍事的に解決しようとしている事実を許すことはできません。
しかし、だからと言って日本にいるロシアの方々やロシアのお店に対して攻撃をすると言うのは全く話が違うと思うのです。
国のトップが戦争を起こしたことで、民間人は辛く厳しい事態に陥っています。
そのことを常に心に留めながら
人道的な立場で私のできることをしながら、「雨天の友」でい続けたいと考えています。
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