こんにちは
お久しぶりのブログです。
今日はウズベキスタンについてのお話です。
「ウズベキスタン」という国、サッカーのW杯などで名前を聞いたり漫画「乙嫁語り」でモデルになっている旧ロシアの国だということでご存知の方も多いと思います。
中央アジアに位置し、古代よりシルクロードの中心地として栄え アジアとヨーロッパを繋ぐ豊かな歴史と文化を持つ素晴らしい国です。
いにしえのバイヤーさんとしてはその食文化や歴史的背景、とっても気になるところです。
がしかし、今日は違う角度でウズベクを紹介してみようと思います。
ウズベキスタンは綿花の生産において、世界有数の国であることをご存知でしょうか?
地球規模でコットンの値段が高騰している中、ラグジュアリーな高級商品にこのウズベクのコットンが使われているんです。
その背景には、今年2022年3月に
ウズベキスタンコットン不買運動が解禁されたことが大きいのです。
このウズベキスタンで、国が関与しての綿花栽培の強制児童労働が行われているとして、人権活動団体は国際社会に対してウズベキスタンの綿花輸入のボイコットを呼びかけてきたことから
2011年9月には欧州・米国中心に60以上のトップブランドがウズベキスタン製のコットンをボイコットする流れとなっていました。
ウズベキスタン政府は強制児童労働に対して刑事責任を問い、強制労働の根絶に向けて歴史的な歩みを進めてきたのです。
児童の強制労働についてはいろいろな業態でも問題になっています。
私の中でモヤモヤが残ったのがう児童労働と貧困の関係です。
豊かな国の一部の人たちが貧しい国と正当な取引をしないことや無理を強いてきたことは無関係だった?とか
戦時中、働き手が戦争に駆り出されるため児童労働者が増えていなかったか?とか
じゃ、これからの日本や中国のように子供や若者の数が減っていく国に再び児童労働という悲劇が起こらないだろうか?
そんなことを頭の片隅にしっかりと意識して活動したいと思いました。
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