さて、今回から「いにしえのバイヤーさんSTORY」を繰り広げて?みようと思います。
私は、結婚・出産後に子育てをしながら知人、友人、かつての仕事関係者のお手伝いを続けるという形で現在の仕事を再開するようになりました。
結婚前は、寝ている時間以外は遊んでいても大好きな仕事優先。
出来ることならお嫁さんが欲しいと公言していた生活から一変、人間育成プロジェクトである子育てメインにしながら片手間にお取引先にアドバイスをお伝えすると言う緩い仕事スタイルになりました。
ですからこんな甘いことでは本格的な復帰は難しいと思い込むのも無理はありませんよね。
しかし、店販と通販、両方のキャリアから得た販売戦略やその基本的な考え方は、E Cが主流となった現在も、大きくは変わらないということが見えてきたことで、そんな私がお役に立てることがあるのであればという気持ちで、できる限りの問題解決のお手伝いをさせていただいています。
バランス感覚×譲れないこだわり
現在、ご縁をいただいています事業者様によく言っていただく私の仕事ぶりは
「バイヤーとしてのバランス感覚の良さと頑固職人のようなこだわり」
バランス感覚、というと大変曖昧な表現かもしれませんが、商品を販売する際に、ときに「思い入れの強さ」は、足かせとなりやすいもの。
主役は、ものでも、作った人でも販売者でもなく、消費者です。
ですから、バイヤーとしての公平な、バランスの良い目線が必要になります。
もう一つ、頑固職人のようなこだわりと言うのは、私が皆さんに伝えるべきものを「厳選するこだわり」です。
私がものを選ぶ絶対のこだわりは
①偽りのない本物であること
②深い想いがあること
③手に入れた人が自己実現できること
の3つです。少し説明してみますね。
①偽りのない本物であること
商品の内容、取り巻く歴史や環境に納得とエビデンスがあり、生産者や企業、工場の人たちの顔がしっかり見えることは第一条件になります。
自分が選ぶものによって手に入れたお客様に不都合があってはならないからです。
②深い想いがあること
出来上がったものを取り扱う人たちに想いや愛があるかどうかです。
世に出ているほとんどの商品は形になるまでにたくさんのSTORYがあります。しかし、残念ながらそれが無いものや作られたものもあるのも確かです。
私が選ぶ条件として誇りを持って世に出せるものである必要があります。
③手に入れた人が自己実現できること
これは、私の販売理念の基礎となります。
なぜなら、販売はものを売るのではなく、それを手に入れた人がそれぞれの自己実現を手に入れることであると信じているからです。
さて、読み返してみるとやっぱり暑苦しかったですね。
語り始めるとストイックで頑固なオヤジが出てきます。
今回はこれくらいに。
お付き合いいただきありがとうございました。
次回は「いにしえのバイヤーさんStory② ダメダメ編」です。
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